ComfyUI ノード
SpicyAPI の画像・動画・音声モデル(Seedance、Kling、Wan、MiniMax H3、Suno、GPT Image、Nano Banana など)を ComfyUI のノードとして実行します。ノードパックの導入、キーの設定、最初のノードの実行、毎回の料金の把握までを説明します。
ComfyUI 用の SpicyAPI ノードパックは、SpicyAPI の画像・動画・音声モデルをすべて ComfyUI のノードにします。その数は 180 を超え、テキストモデル用の SpicyAPI Chat ノードと SpicyAPI LoRA ノードも加わります。モデルは SpicyAPI のサーバーで動くので、必要なのはグラフィックスカードやダウンロードした重みではなく、インターネット接続と API キーです。各ノードは実行前に価格を表示し、実行が終わると料金を出力します。
このパックは無料のオープンソース(MIT)で、github.com/spicyapi-ai/comfyui-spicyapi で公開しています。ComfyUI 本体以外には何もインストールしません。
手短にまとめると
- ComfyUI で Manager を開き、
SpicyAPIを検索して Install をクリックし、ComfyUI を再起動します。Manager がない場合は、ComfyUI/custom_nodesでgit clone https://github.com/spicyapi-ai/comfyui-spicyapiを実行します。 - Settings > SpicyAPI を開いて API キーを貼り付け、もう一度 ComfyUI を再起動します。
- キャンバスをダブルクリックして
seedanceやklingなどのモデル名を入力し、出力に Save ノードをつないで Run を押します。
このツールで合っていますか?
| やりたいこと | 使うもの |
|---|---|
| ほかの ComfyUI ノードとモデルをビジュアルなグラフでつなぎたい | ComfyUI ノード(このページ) |
| 何もインストールせず、ブラウザーでモデルを 1 回試したい | spicyapi.ai/explore の各モデルのプレイグラウンドタブ |
| ターミナルや小さなスクリプトから生成したい | CLI |
| AI アシスタントにモデルを探してもらい、生成も任せたい | MCP サーバー |
| 自分のアプリケーションに生成を組み込みたい | SDK、またはクイックスタートの HTTP API |
どれを使ってもアカウント・残高・モデル・価格は共通です。
始める前に
- 新しめの ComfyUI。 ノードは ComfyUI の V3 ノード API を使っており、ComfyUI 0.39 で動作確認しています。
custom_nodesからフォルダーを読み込む環境であれば、デスクトップアプリ、ポータブル版、手動インストールのどれでも動きます。 - API キー。 コンソールで作成します。キーは
sk-spicy-で始まります。アカウントがまだない場合はアカウントの準備を参照してください。 - 残高。 実行はすべて、前払いの米ドル残高から支払われます。課金を参照してください。
api.spicyapi.aiへの接続。 ComfyUI を動かすマシンから届く必要があります。HTTPS_PROXYで指定したプロキシにも対応しています。
インストール
ノードパックをインストールする
いちばん手早いのは ComfyUI Manager です。上部バーの Manager をクリックし、SpicyAPI を検索して Install をクリックします。旧来の Manager メニューでは、同じ検索が Custom Nodes Manager の中にあります。
旧来のメニューで見つからない場合は、ノード一覧がこのパックの登録前のキャッシュのままです。DB: Channel (1day cache) を DB: Channel (remote) に切り替えて、もう一度検索してください。
Manager を使わない場合は、自分でクローンします。
cd ComfyUI/custom_nodes
git clone https://github.com/spicyapi-ai/comfyui-spicyapigit がない場合は、ZIP をダウンロードして ComfyUI/custom_nodes に展開してください。インストールが必要な Python パッケージはありません。
ComfyUI を再起動する
再起動すると、ノードメニューに SpicyAPI グループが現れ、その中に Image、Video、Audio、Text、Utils が入っています。あとで更新するときは、Manager でこのパックの Update をクリックするか、クローンした場合はパックのフォルダーで git pull を実行し、再起動します。
API キーを設定する
Settings > SpicyAPI > API key を開いてキーを貼り付けます。キーが有効であることと、利用可能な残高が通知で表示されます。そのあと ComfyUI をもう一度再起動してください。ノード一覧は ComfyUI の起動時に、あなたのアカウントの最新のカタログから作られます。キーが設定されるまでは、リリースに同梱された一覧が使われます。
キーは、ComfyUI のユーザーフォルダー内のファイル(user/spicyapi/config.json)に保存され、あなたのアカウントだけが読み取れます。ワークフローファイルにも、ComfyUI が保存する画像のメタデータにも書き込まれないので、どちらを共有してもキーは共有されません。設定欄には、保存後は末尾 4 文字だけが表示されます。キーを削除するには、欄を空にします。
サーバーやコンテナーでは、代わりに環境変数 SPICY_API_KEY を設定してください。設定欄より優先されます。
最初のノードを実行する
モデルのノードを追加する
キャンバスの空いている場所をダブルクリックし、モデル名の一部を入力します。たとえば z-image、seedance、kling、wan、suno、nano banana などです。ノード名は spicyapi.ai のモデル名と一致しており、たとえば Seedance 2.5 · Image to Video のようになります。ノードメニューの SpicyAPI > Image / Video / Audio から、開発元ごとに探すこともできます。
入力と出力をつなぐ
ノードにプロンプトを書きます。モデルが画像・動画・音声を受け付ける場合は、Load Image、Load Video、Load Audio ノードを対応するソケットにつなぎます。ファイルはノードの実行時にアップロードされます。ComfyUI は出力ノードで終わるグラフしか実行しないので、ノードの出力に Save Image、Save Video、Save Audio をつないでください。
動くグラフから始めたい場合は、ComfyUI のテンプレートブラウザーの comfyui-spicyapi にこのパックのサンプルが並んでいます。テキストから画像、画像から動画、チャットモデルが画像モデル用のプロンプトを書くグラフ、テキスト読み上げ、LoRA があります。
実際の結果・料金・実行時間を載せたワークフロー例と、検閲なしノードの最新リストは、spicyapi.ai の ComfyUI ページで確認できます。
ノードのしくみ
どのノードも、そのモデルの公開入力スキーマから生成されます。API がリクエストを検証するときに使うスキーマと同じものなので、モデルが拒否する設定項目がノードに出ることはありません。
| モデルが受け取るもの | ノードでの表示 |
|---|---|
| 解像度やアスペクト比など、決まった値の集合 | ドロップダウン |
| 長さや強さなど、範囲のある数値 | スライダーまたは数値欄 |
| オン/オフの設定 | スイッチ |
| 画像・動画・音声ファイル 1 つ | 入力ソケット |
| 複数の参照ファイル | 1 つつなぐたびに増えるソケットのグループ |
| LoRA ファイルのリスト | loras ソケット(SpicyAPI LoRA ノードから接続) |
| 台本付きの対話のような構造化リスト | JSON を受け取るテキスト欄 |
ドロップダウンを model default にした場合、または数値を -1 にした場合は、その項目はリクエストに含まれず、モデル自身の既定値が使われます。
出力は ComfyUI の標準の値なので、ほかのどのノードでも受け取れます。
- 画像モデルは
IMAGEを返します。背景除去はalphaマスクも返します。 - 動画モデルは
VIDEOを返し、return_last_frameがオンのときはクリップの最後のフレームもIMAGEとして返します。 - 音声モデルは
AUDIOを返します。Suno のように複数のクリップを返すモデルは、それを 1 つのバッチとして返し、Save Audio がクリップごとに 1 ファイルを書き出します。 - 文字起こしは
STRINGを返します。 - どのノードも
task_idも返します。コンソールのログやサポートへの問い合わせに使えます。
Chat ノードと LoRA ノード
SpicyAPI Chat は、プロンプト、任意のシステム指示、任意の画像を SpicyAPI 上の任意のテキストモデルに送り、答えを STRING として返します。画像ノードや動画ノードの prompt につなぐと、言語モデルにグラフの中でプロンプトを書かせたり磨かせたりできます。画像を読めないモデルに画像を渡した場合は、拒否され、課金は発生しません。
SpicyAPI LoRA は、.safetensors ファイルへの直接ダウンロードリンクで指定した LoRA の重みファイルを 1 つ追加します。強さは 0 から 4 です。複数を連ねると重ねがけでき、最後の 1 つを LoRA モデルノード(名前が LoRA で終わるもの)の loras 入力につなぎます。リンクは、ログインなしで開けるものでなければなりません。
実行にかかる料金
- 各ノードのバッジには、選んだ設定に対するモデルの現在の料金が表示されます。たとえば動画なら
$0.0525/s、画像なら$0.01/imageのようになり、設定を変えると更新されます。 - 実行のたびに、先に見積もりを取ります。 Settings > SpicyAPI > Max cost per run で、米ドルの上限額を設定します。見積額がそれを超える実行は、課金される前に止まります。
- 最終的な課金額は、実行が終わるとノードに表示されます。失敗した実行は課金されません。ただし、モデルページに拒否も課金対象と明記されているモデルは例外です。課金を参照してください。
- シードは
fixedから始まります。 同じグラフをもう一度キューに入れても、新たに支払わずに最初の結果が再利用されます。実行のたびに新しい結果(と新しい課金)が欲しいときは、control after generate をrandomizeに切り替えてください。 - キャンセルしても止まるのは待機だけで、ジョブは止まりません。 ComfyUI でキャンセルした実行も SpicyAPI 上では続行され、成功すれば課金されます。結果はコンソールのログで確認できます。
結果はコンソールに最長 14 日間残ります。アカウントでそれより短い保存期間を設定している場合は、その期間です。自分用のコピーを残すには、ComfyUI の Save ノードを使ってください。データ保存と破棄を参照してください。
トラブルシューティング
| 表示される内容 | 対処 |
|---|---|
No SpicyAPI key is set | Settings > SpicyAPI にキーを追加するか、SPICY_API_KEY を設定して、もう一度実行します。 |
SpicyAPI rejected this key | コンソールからキーをコピーし直してください。失効したキーはすぐに使えなくなります。 |
| ウェブサイトにあるモデルが見当たらない | ComfyUI を再起動してください。新しいモデルは、公開後の再起動で表示されます。 |
40310 | アカウントのメールアドレスが未確認です。登録時のメールにあるリンクを開いてください。 |
40004 | その設定の組み合わせに対応する提供先がありません。メッセージで示された設定項目を変更してください。 |
This run could cost up to … | 見積額が Max cost per run を超えています。上限を上げるか、より安い設定を選んでください。課金は発生していません。 |
a proxy or firewall … may be intercepting the request | このマシンから api.spicyapi.ai に正常に届いていません。HTTPS_PROXY とファイアウォールの設定を確認してください。 |
SpicyAPI からのエラーの末尾には request_id またはタスク ID が付きます。サポートへの問い合わせでこれを伝えれば、そのリクエストを正確に特定できます。エラーコードの意味はエラーで説明しています。

