SpicyAPI のしくみ
SpicyAPI とは何か、何を作れるか、コードを書く人にも書かない人にも使える 5 つの使い方、そしてほかのページが前提にしている基本の考え方をまとめています。
初めての方はここから読んでください。このページでは、SpicyAPI で何ができるのかをかみ砕いて説明し、自分に合った使い方を選ぶ手助けをし、ほかのページが前提にしているいくつかの考え方を紹介します。プログラミングの知識がなくても読めます。
SpicyAPI とは
SpicyAPI は、さまざまな開発元の画像・動画・テキストモデルを 1 つの API キーで使えるようにし、使った分だけを米ドルで課金するサービスです。
SpicyAPI がなければ、複数の AI モデルを使うには、会社ごとにアカウントを作り、それぞれのリクエスト形式を覚え、それぞれに別々にチャージしなければなりません。SpicyAPI なら、アカウントも残高も 1 つだけです。モデルを選んでプロンプト(モデルが対応していれば参照画像も)を送ると、画像・動画・テキストが返ってきます。別のモデルに切り替えても、リクエストの送り方や結果の受け取り方は変わりません。
- 1 つのキーで多くのモデル。 画像モデルも動画モデルも使い方は同じで、タスクを送信し、あとで結果を受け取ります。テキストモデルは、OpenAI・Anthropic・Google Gemini の公式ライブラリのリクエスト形式でも呼び出せます。
- 米ドル建ての従量課金。 料金はモデルによって、画像 1 枚ごと、動画 1 秒ごと、リクエスト 1 件ごと、またはトークンごとに決まります。サブスクリプションはなく、クレジットやポイントの仕組みもありません。表示されている価格が、そのまま残高から引かれる米ドルの金額です。無料枠もないため、最初の生成の前にチャージしてください。詳しくは課金を参照してください。
- タスクが受理されると、見積額が残高から仮押さえされます。成功した場合は実際に使った分だけを支払い、その額が仮押さえ額を超えることはありません。 失敗・期限切れのタスクでは通常、仮押さえ額が全額解放されます。ただし、モデルページに明記された一部のコンテンツ拒否は、受理時の見積額で課金されます。最終請求額は
settledとcostで確認してください。 - コンテンツ用のスイッチは不要。 SpicyAPI では、リクエストにコンテンツモードのフラグを付ける必要はなく、リクエストごとの内容審査も行いません。何が生成されるかはモデル次第で、特定のリクエストを断ったり表現を弱めたりするモデルもあります。生成したものをどう使うかの責任はお客様にあります。コンテンツと利用上の責任を参照してください。
SpicyAPI は中国本土ではサービスを提供しておらず、ほかにもいくつか利用を制限している地域があります。詳しくは同じポリシーページを参照してください。
作れるもの
| カテゴリ | できること | 送るもの | 主な課金単位 |
|---|---|---|---|
| テキストから画像 | 文章で書いた説明を画像にする | プロンプト | 画像 1 枚ごと |
| 画像編集 | 指示に従って、既存の画像を変更する、スタイルを変える、組み合わせる | プロンプトと 1 枚以上の画像 | 画像 1 枚ごと |
| テキストから動画 | 文章で書いた説明を短い動画クリップにする | プロンプト | 動画 1 秒ごと |
| 画像から動画 | 静止画を動かしてクリップにする | 画像とプロンプト | 動画 1 秒ごと |
| 参照素材から動画 | 複数の参照素材を使い、人物・製品・場所をクリップ全体で一貫させる | 参照画像(動画や音声のクリップも受け付けるモデルがあります)とプロンプト | 動画 1 秒ごと |
| チャットとテキスト | 会話、文章作成、要約、推論、コード | メッセージ | トークンごと(入力と出力を別々に計算) |
カタログには、別のクリップの動きに合わせて人物を動かす、既存のクリップを延長する、といった、より専門的な動画タスクもいくつかあります。モデルは随時追加・終了されるため、いま何があるかについては常にライブカタログが正です。
現在のモデルを画像・説明・価格つきで見るには、spicyapi.ai/explore を開いてください。同じ一覧は、アカウントもキーもなしで、加工していない JSON としても取得できます。ターミナルから見たい場合は次のコマンドを使います。
curl "https://api.spicyapi.ai/console/v1/catalog/models?locale=en&strict=1"長いテキストがずらりと表示されます。各モデルには modality(image、video、text のいずれか)、tasks、そして最低価格を示す price が含まれています。この公開一覧は見て回るためのものです。キーを取得したあとは、そのキーで実際に呼び出せるモデルの一覧を GET /api/v1/models から取得します。用語集のカタログも参照してください。
使い方を選ぶ
入り口は 5 つあります。どれを使ってもアカウント・残高・モデル・価格は共通なので、1 つから始めて、あとから別の方法を足せます。
ブラウザーで試す
- 向いている人: 何かを決める前に、モデルが何をするのか見てみたい人。インストールもコードも不要です。
- 必要なもの: Web ブラウザー。どのモデルも、アカウントなしで開いてフォームに入力できます。実行を押すには、ログインしていて残高がある必要があります。
- お金はかかる? 実行 1 回ごとに、API 呼び出しと同じように課金されます。実行前にページに見積額が表示され、失敗した実行は課金されません。失敗・期限切れのタスクでは通常、仮押さえ額が全額解放されます。ただし、モデルページに明記された一部のコンテンツ拒否は、受理時の見積額で課金されます。最終請求額は
settledとcostで確認してください。 - 始め方: spicyapi.ai/explore を開いてモデルを選び、そのページのプレイグラウンドタブを使います。完了した実行は、コンソールのログにも表示されます。
AI アシスタントに頼む
- 向いている人: Claude、Cursor、VS Code、Codex、Windsurf、Gemini CLI などの AI アシスタントをすでに使っていて、チャットしながらモデルを探し、価格を比べ、画像や動画を生成したい人。開発者が実装前の下調べに使うこともあります。
- 必要なもの: Node.js 22.13 以降、API キー、MCP に対応したアシスタントアプリ。有料の操作は、確認の質問を表示できるアプリでしか動きません。
- お金はかかる? モデルの閲覧、見積もり、結果の確認は無料です。生成の開始や再試行では、処理がいったん止まって価格が表示されます。その質問にアシスタントが代わりに答えることはできません。
- 始め方: MCP サーバーを入れると、アシスタントが SpicyAPI の操作を実行できるようになります。Agent Skill は、AI コーディングアシスタントに SpicyAPI の組み込みを安全なやり方で書かせるためのもので、MCP サーバーと一緒に使うと効果的です。
ターミナルでコマンドを打つ
- 向いている人: 価格を比べたい、自分のパソコンで画像や動画を生成してファイルに保存したい、同じ種類の作業を繰り返したい、簡単なスクリプトを動かしたい、という人。プログラミングは不要です。
- 必要なもの: ターミナル、Node.js 22.13 以降、そして
SPICY_API_KEYという環境変数に保存した API キー。 - お金はかかる? 課金が発生しうるのは
spicyapi tasks createとspicyapi tasks retryだけで、どちらも課金の前に確認を求めます。 - 始め方: コマンドラインツール(CLI)を読んでください。
ComfyUI でノードのワークフローを組む
- 向いている人: すでに ComfyUI で作業していて、ローカルのノードと並べてホスト型のモデルを使いたい人。画像モデルを動画モデルにつなぐ、サウンドトラックを足す、チャットモデルにプロンプトを書かせる、といったことができます。
- 必要なもの: パソコンかサーバー上の ComfyUI と、API キー。SpicyAPI のモデルは当社のサーバーで動くので、それらのために GPU は要りません。
- お金はかかる? 実行 1 回ごとに、API 呼び出しと同じように課金されます。各ノードが料金を表示し、実行前に見積もりを取り、設定した上限を超える実行は止められます。
- 始め方: ComfyUI ノード。
コードを書く
- 向いている人: 自分のアプリ、Web サイトのバックエンド、データパイプラインに、画像・動画・テキストの生成を組み込みたい人。
- 必要なもの: サーバーか自分のパソコンで動くコード。API キーは Web ページやモバイルアプリに入れてはいけないからです。公式 SDK は、TypeScript(Node.js 22.13 以降)、Python 3.11 以降、Go 1.23 以降、PHP 8.1 以降、Java 17 以降の 5 つです。ほかの言語からは HTTP API を直接呼び出せます。
- お金はかかる? 受理された生成はすべて課金されます。見積もり、カタログの読み取り、タスクの照会は無料です。
- 始め方: Node.js なら TypeScript SDK、そのほかは Python、Go、PHP、Java の各 SDK を読んでください。curl・Node.js・Python・Go の例で HTTP を直接使うならクイックスタート、チャットモデルならテキストとストリーミング、完成までの一連の作業を通して見たいなら画像から動画を作るチュートリアルを読んでください。
どれにするか迷ったら
まずはブラウザーから始めてください。何もインストールせずに使え、ボタンを押す前に 1 回ごとの価格が表示され、どの実行も API 呼び出しと同じようにコンソールのログに残ります。同じことを繰り返したくなったら CLI かアシスタントへ、自分のプロダクトに組み込みたくなったら SDK か HTTP API へ進みましょう。
どのページにも出てくる考え方
プレイグラウンドを試すだけなら、ここを読む必要はありません。ただし、ほかのページはすべてこの内容を前提にしています。各項目について、ここでは 1〜2 文で説明し、詳細を扱うページへのリンクと、用語集にある、よりていねいな解説へのリンクを添えています。
生成するときに起きること
- モデルを選び、入力を埋めます。
- 必要なら見積もりを取ります。正確な価格が無料でわかります。
- 送信します。SpicyAPI はリクエストをタスクとして受理し、タスク ID を返し、見積額を残高から仮押さえします。
- モデルがバックグラウンドで処理します。画像はたいてい数秒、動画は数分かかることがよくあります。
5.タスクが終わります。成功した場合は実際に使った分を支払い、その額が仮押さえ額を超えることはありません。失敗した場合や時間切れの場合は、全額が戻ります。失敗・期限切れのタスクでは通常、仮押さえ額が全額解放されます。ただし、モデルページに明記された一部のコンテンツ拒否は、受理時の見積額で課金されます。最終請求額は
settledとcostで確認してください。 - SpicyAPI が自分のサーバーに知らせてくれるか、自分から問い合わせるかして結果を受け取り、ファイルをダウンロードします。ダウンロードリンクは一時的なもので、ファイルの保存期間にも限りがあるため、残したいものは保存してください。
モデル ID
どのモデルにも publisher/model/task 形式の正確な ID があります。記憶や Web ページから写すのではなく、ライブカタログ(GET /api/v1/models、spicyapi models list、listModels())からコピーしてください。モデルは追加・一時停止・終了されるからです。このドキュメントのコード例では、実際の ID が入る場所に MODEL_ID_FROM_CATALOG と書いています。
モデルカタログとスキーマ · 用語集:モデル ID
タスクとその状態
画像と動画の生成は非同期です。送信と結果の受け取りは別々のステップで、job_ で始まるタスク ID で結び付いています。タスクは queued から running に進み、succeeded、failed、expired のいずれかで終わります。queued と running 以外の状態はすべて最終的なものです。テキストモデルはそうではなく、同じ接続のまま応答を返し、多くの場合は少しずつ逐次表示されます。
非同期タスク · テキストとストリーミング · 用語集:タスクの状態
見積もり
見積もりは、何も開始せず、お金も仮押さえせずに、あなたのリクエストそのものに価格を付けます。有効期間は 5 分です。見積もりを付けて送信したとき、その間に価格やリクエストが変わっていれば、別の金額で課金されるのではなく、送信そのものが拒否されます。 見積もりとプロトコル互換 · 用語集:見積もり
冪等キー
ひとまとまりの作業ごとに自分で決めて、リクエストと一緒に送るラベルです。通信が切れたときに、同じリクエストを 24 時間以内に同じラベルと同じ API キーで送り直せば、2 件目のタスクが始まって料金がかかるのではなく、元のタスクが返ってきます。CLI と MCP サーバーは自動で作成します。SDK や HTTP を直接使う場合は、自分で指定します。 冪等性 · 用語集:冪等キー
コールバック
タスクが終わったかどうかを何度も問い合わせる代わりに、callBackUrl を指定できます。これは自分のサーバー上にある、公開された HTTPS のアドレスです。タスクが終わると SpicyAPI がそこへ結果を送ります。送られる結果には署名が付いているので、本当に SpicyAPI から届いたものかを確認できます。何度も問い合わせる方法はポーリングと呼ばれ、自分のパソコンでテストしている間はそれで問題ありません。
Webhook · 用語集:Webhook
結果の保存期間
結果のダウンロードリンクの有効期間は約 20 分です。タスクをもう一度照会すれば、新しいリンクが得られます。生成されたファイルは最長で約 14 日、アップロードしたファイルは 1 日、プロンプトの本文は 30 日保存されます。3 つとも期間を短くでき、1 件のタスクの内容を好きなときに破棄することもできます。課金の記録はそれよりずっと長く保存されます。残したいものはダウンロードしておいてください。 データ保存と破棄 · 用語集:保存期間
残高と利用上限
残高は前払いの米ドルです。API キーごとに、自分で設定する日次・月次・累計の利用上限も持てます。残高がタスクの費用に足りない場合はエラー 40201 が、上限に達した場合は 40202 が返ります。どちらの場合もタスクは作成されず、何も課金されません。
課金 · 認証 · 用語集:利用上限
はじめての手順
アカウントを準備する
アカウントを作成し、メールアドレスを確認し、チャージして、API キーを作成します。すべてコンソールで行えます。アカウントの準備で、各画面を順に説明しています。
この時点でそろっているもの: プラスの残高と、sk-spicy- で始まる API キー。キーは一度しか表示されないので、安全な場所にコピーしておきます。
いま起きたこと: 誰が支払うのかを SpicyAPI が把握しました。メールアドレスを確認するまでは API 呼び出しに 403 が返り、残高がなければすべての生成が 40201 で拒否されます。
使い方を選ぶ
5 つの入り口から 1 つを選びます。ブラウザー、AI アシスタント、ターミナル、ComfyUI、自分のコードのいずれかです。あとで気が変わっても、何かをやり直す必要はありません。
この時点でそろっているもの: モデルページでプレイグラウンドを開いた状態。または、Node.js をインストールし、MCP サーバー・CLI・SDK のいずれかをそれぞれのページに沿ってセットアップした状態。
最初の結果を得る
まずは画像を 1 枚生成してみましょう。いちばん安く、いちばん早く試せます。モデルページのプレイグラウンドを使うか、MCP なら会話の例、CLI なら最初の結果を得る、ComfyUI なら最初のノードを実行する、SDK なら最初の結果を得るに沿って進めてください。うまくいったら、画像から動画を作るチュートリアルで、画像をアップロードして完成まで進める一連の作業を試せます。
この時点でそろっているもの: ダウンロードしたファイルと、コンソールのログに表示された 1 行。その行でタスク、その状態、かかった費用を確認できます。
いま起きたこと: タスクの一生をひととおり体験しました。費用が仮押さえされ、モデルがバックグラウンドで処理し、実際に使った分でタスクが精算されました。
公開する前に
ほかの人が使うものを作っているなら、公開前に本番環境への組み込みをひととおり確認してください。キーはサーバーに置く、利用上限を設定する、送信のたびに冪等キーを付ける、結果は Webhook で受け取る、必要なファイルは保存する、といった内容です。
この時点でそろっているもの: タイムアウトが起きても二重に支払わずに復旧できる組み込みと、自分で決めた支出の上限。
困ったときは
- すぐに答えを知りたい: よくある質問、用語集、トラブルシューティング、エラー。
- サービスは正常に動いている? status.spicyapi.ai で確認できます。
- 問い合わせる: コンソールのサポートページで会話を始めるか、お問い合わせページを使ってください。
request_idまたはタスク ID と、UTC での時刻を添えてください。API キーは絶対に送らないでください。

